確認・代替 2つの機能で充電失敗をハックする。
本製品ccHackerは給電が止まることの多いType-Cデバイスの問題を解決する2つの機能を持っています。
CtoCケーブルではなく、わざわざAtoCケーブルを使わないと充電できない!という悲劇を終わらせます。
Type-CデバイスのCCプルダウン抵抗が存在するかをチェック
Type-Cデバイスで充電ができない主な原因は部品が足りていないことです。
実装されるべきCC(Configuration Channel)プルダウン抵抗がついていない製品が多く
上位機器が給電を開始しない問題が多く発生しています。
本製品はType-CデバイスのCCプルダウン抵抗が存在するかチェックすることができます。
デバイスに不足しているCCプルダウン抵抗を本製品が担う代替抵抗を搭載。
本製品を中継させれば上位機器に対しCCプルダウン抵抗がデバイスに存在すると認識させることができます。
IN側(本体左側)に電源供給を行うUSBType-Cケーブルを、
OUT側(本体右側)にUSBType-Cケーブルを経由して充電したいデバイスを接続してください。
充電方向は裏面や表面の>マークで確認ができます。
USBアダプタから本製品に対して給電が行われていれば、本体PowerLED(赤)が光ります。
OUT側にCtoCケーブルを繋いでCCLED(黄色)の片方が点灯した場合、eMakerが搭載されているケーブルです。
何も光らなかった場合はeMakerが存在しないケーブルです。
どちらを接続しても問題ありません。
充電デバイスと接続し、
eMakerが搭載されているケーブルの場合、空いていたCCLED(黄色)の点灯、(CCLED(黄色)が2つ点灯)
eMakerが存在しないケーブルの場合、CCLED(黄色)のいずれかが(CCLED(黄色)が1つ点灯)点灯した場合、
充電デバイスにCCプルダウン抵抗が存在することが確認できます。
CCプルダウン抵抗が存在しているのにもかかわらず今まで充電が止まっていた場合、CCプルダウン抵抗以外の原因で充電が止まっている可能性があります。
(充電器の独自保護仕様など)
本製品を経由していれば充電器はCCプルダウン抵抗が充電デバイスに有ると認識して振る舞います。
OUT側に56Kプルアップ抵抗が有るため、急速充電は行われません。
どの充電機器でどういう結果が出たかを#ccHackerをつけてSNSで投稿していただけると大変励みになります!是非お願いします。
本製品の定格電流は?
5V500mA程度でのご利用をおすすめします。
理論上最大~3A程度の電流を流すことが可能ですが本体温度が大きく上昇すると思われます。
CC抵抗の詳細な抵抗値は本製品で測定出来ませんか?
はい。本製品の抵抗確認では充電デバイスのCCプルダウン抵抗部分に約6.8kΩ以下の抵抗が付いているかのみをチェックしています。